C:\WINNT>NET HELP ACCOUNTS
このコマンドの構文は次のとおりです:
NET ACCOUNTS
[/FORCELOGOFF:{分 | NO}
] [/MINPWLEN:文字数
] [/MAXPWAGE:{日数 | UNLIMITED}
] [/MINPWAGE:日数
] [/UNIQUEPW:数値
] [/DOMAIN
]NET ACCOUNTS は、ユーザー アカウント データベースを更新し、すべての
アカウントに対するパスワードとログオン要件を修正します。
パラメータなしで使うと、パスワードの現在の設定、ログオン制限、
ドメイン情報が表示されます。
NET ACCOUNTS で使われるパラメータが効力を持つためには、次の 2 つの
条件が満たされていなければなりません。
o パスワードとログオン要件は、ユーザー アカウントがセットアップされて
いる (ユーザー マネージャまたは NET USER コマンドで行います) 場合に
のみ効力を持ちます。
o ドメイン内のログオンを認証するすべてのサーバー上で、Net Logon サービス
が開始されていなければなりません。Net Logon は、Windows の起動時に
自動的に開始します。
/FORCELOGOFF:{分 | NO}
アカウントの有効期間が切れたり、ログオン時間が超過したときに、
ユーザーを強制的にログオフさせるまでの時間を設定します。
既定値は NO で、強制的にログオフしません。
/MINPWLEN:文字数
パスワードの最小の文字数を設定します。範囲は半角で 0 ~ 14 文字で、
既定値は 6 文字です。
/MAXPWAGE:{日数 | UNLIMITED}
パスワードが有効な最大の日数を設定します。UNLIMITED を使うと、無制限
になります。/MAXPWAGE は、/MINPWAGE より大きくなければなりません。
範囲は 1 ~ 999 日で、既定値は 90 日です。
/MINPWAGE:日数
ユーザーがパスワードを変更できるようになるまでの最小の日数を設定
します。値が 0 であれば、最小の日数は設定されません。範囲は
0 ~ 999 日で、既定値は 0 日です。/MINPWAGE は、/MAXPWAGE より
小さくなければなりません。
/UNIQUEPW:数値
ユーザーが以前に使ったパスワードを再び使えるようになるまでに
パスワードを変更しなければならない回数を設定します。最大値は 24 です。
/DOMAIN
現在のドメインのドメイン コントローラ上でこの処理を実行します。この
パラメータがない場合は、ローカル コンピュータ上でこの処理を実行します。
NET HELP コマンド | MORE で、ヘルプを 1 画面ずつ表示します。
C:\WINNT>NET HELP COMPUTER
このコマンドの構文は次のとおりです:
NET COMPUTER
\\コンピュータ名 {/ADD | /DEL}
NET COMPUTER は、ドメイン データベースに対して、コンピュータを追加
または削除します。このコマンドは、Windows NT Server 上でのみ使えます。
\\コンピュータ名
ドメインに対して追加または削除するコンピュータを指定します。
/ADD
指定したコンピュータをドメインに追加します。
/DEL
指定したコンピュータをドメインから削除します。
C:\WINNT>NET HELP CONFIG
このコマンドの構文は次のとおりです:
NET CONFIG
[SERVER | WORKSTATION
]NET CONFIG は、Workstation サービスまたは Server サービスの構成情報を
表示します。SERVER または WORKSTATION パラメータなしで使うと、構成できる
サービスの一覧を表示します。サービスの構成についてのヘルプを表示する
には、NET HELP CONFIG サービス と入力します。
SERVER
Server サービスの構成に関する情報を表示します。
WORKSTATION
Workstation サービスの構成に関する情報を表示します。
NET HELP コマンド | MORE で、ヘルプを 1 画面ずつ表示します。